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無期転換のクーリング期間——「6か月空けて再雇用すればリセット」の誤解とリスク

2026-05-31

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5秒でわかる結論

無期転換のクーリング期間を解説。通算5年超での申込権(労契法18条)、空白期間6か月以上でのリセットの正確なルール、「6か月空けて再雇用」の脱法認定リスク、申込権発生直前の雇止めの危険、経営者が取るべき正道まで。

「有期社員がもうすぐ5年になる。6か月空けて雇い直せば、無期転換を永遠に回避できる」——このような「テクニック」が流布していますが、実行する会社は法的リスクを積み上げています。

制度の基本(労働契約法18条)

クーリング(18条2項)の正確な理解

「6か月空白作戦」のリスク

  1. 脱法認定のリスク:形式上6か月空けつつ実質は再雇用を予定している場合(再雇用の約束・空白中に業務委託名目で同じ仕事を継続など)、通算が肯定され転換権が成立する方向の裁判例があります。「空白中に名義を変えて働き続けさせる」のが最も危険な形態です。
  2. 申込権発生直前の雇止め:転換阻止目的の雇止めは、更新への合理的期待がすでに高いことが多く、労働契約法19条のもとで敗訴リスクが大きいものです。
  3. 人材の喪失:熟練者の6か月の空白は、人手不足の時代には単純な経営損失です。

経営者の正道

※ 本記事は一般的な法律情報であり、個別の案件に対する法的助言ではありません。実際の案件については必ず弁護士にご相談ください。本記事の内容は記事作成日(2026-05-31)時点の法令・判例に基づくものであり、その後の法改正等により変わることがあります。

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