日本語ができなくても法律相談はできる——法テラスの外国語対応と民事法律扶助
2026-05-23
5秒でわかる結論
法テラスの外国語対応を解説。多言語情報提供サービス(0570-078377・中国語対応)、資力基準を満たせば無料法律相談3回+弁護士費用立替えの民事法律扶助(適法在留の外国人も対象)、弁護士会・自治体・FRESCなど他の窓口、相談前の準備リストまで。
「弁護士に相談したいが、日本語に自信がなく、お金も限られている」——その両方に応える公的機関が法テラス(日本司法支援センター)です。
多言語情報提供サービス
- 電話0570-078377で、通訳を介した三者通話により中国語等で問い合わせを聞き取り、制度の説明と適切な相談窓口の案内をしてくれます(利用無料・通話料自己負担)。
- 個別事案の法的判断はしない「ナビゲーション」の層ですが、「どこに行けばいいか分からない」を解消できます。
民事法律扶助——無料相談と費用立替え
- 資力が基準以下なら、無料法律相談(同一問題につき3回・1回30分程度)と、受任時の弁護士費用・実費の立替え(原則月5,000〜1万円の分割償還。生活保護受給者は免除申請可)を利用できます。
- 外国人は適法に在留し住所・居所を有する方が対象。短期滞在は原則対象外です。
- 対象は離婚・債務整理・労働・交通事故・賃貸借など民事・家事全般(刑事弁護は国選弁護の別制度)。
- 通訳費用に対応する枠組みもあるため、予約時に中国語通訳が必要と伝えてください。
その他の無料・低額窓口
- 弁護士会の外国人法律相談(東京三会等・中国語対応日あり)。
- 自治体・国際交流協会の外国人相談窓口(多言語常設・弁護士への橋渡し)。
- FRESC(外国人在留支援センター・四谷):入管・就労・人権相談の政府窓口の集合体。
- 労働問題は労働局・労基署の外国人労働者相談コーナー(中国語対応あり)。
行く前の準備
①在留カード②収入資料(源泉徴収票・課税証明——資力審査用)③時系列で整理した事案資料④質問リスト。30分は短いので、結論から聞くのが最も持ち帰りの多い使い方です。
※ 本記事は一般的な法律情報であり、個別の案件に対する法的助言ではありません。実際の案件については必ず弁護士にご相談ください。本記事の内容は記事作成日(2026-05-23)時点の法令・判例に基づくものであり、その後の法改正等により変わることがあります。